【加藤実秋】インディゴの夜 (1日目)

インディゴの夜 (創元推理文庫)
DJやダンサーの格好をした男の子が接客してくれるクラブ風ホストクラブ!うわぃこれは新機軸!
でもDJもダンサーもクラブもホストも関係ない生活をしてる私ですから全く心が惹かれなくて序盤から躓いた感じだよ!
まあとりあえず先を読みましょう。
このクラブの発案者兼フリーライターの晶、共同経営者の塩谷、ほかクラブのホストたちが織り成す夜の世界が淡々と綴られ、なんだかハードボイルドな雰囲気が漂ってます。いや、ハードなのは主役の晶ですね。逞しい女性というか鋭く尖った感じで、近くにいたらビビっちゃいますねこれは。昔はやんちゃしてたとかちょっととっつき難いかなぁ…


(*´∀`) あ…貧乳コンプレックス…


そんなある日、客の一人が殺され従業員に疑いがかけられてしまいました。仲間の一大事だとホストたちが探偵みたいに調査を始めるんですが今回は、出来る女、晶がビビビっと所々で直感を働かせて犯人を捜し当てました。引導を渡すところも実にクール。話の盛り上がり方もあんたの胸みたいにフラットだったぜ…。

まあ四つ入っている連作短編の内の一つしか読んでませんからね、まだまだこれからですから。