【西尾維新】クビキリサイクルクビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)作者: 西尾維新,竹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/04/15メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 275回この商品を含むブログ (227件) を見る

西尾維新のデビュー作でメフィスト賞受賞作。で、内容はミステリの皮をかぶった萌えバトル小説。でもこのクビキリサイクルは皮の部分にあたるため、ミステリ作品として純粋に推理を楽しむこのも可能…だったかな?定義の問題はおいといて皮肉が効いててなかなか面白かった思い出があります。最終巻のネコソギラジカル下が出版されたのが2005年11月だから細かい内容はさすがに忘れちゃってるよ!とWikipediaで内容を再確認したところ



( ゚д゚) なんという黒歴史っぷり…



異常なまでの内容の充実ぶりとぶっ飛んだキャラクター紹介で思わずこんなのねーよ、なんて思ってましたが正直おいちゃん目ぇそらしてた。

たしかにこんな内容だった

巻が進むにつれて感想が、こんなのミステリじゃねーよ!から

           ↓

こんな超能力集団の中でまだミステリを成立させようとしてる維新すごくね?に変わります。ミステリって何さ!


かわいい女の子がいっぱい出てくるのもこの作品の特徴。
どの子も魅力的なので巻数が進むごとにそれぞれの固定ファンも急増。その後絶叫…。ゲフンゲフン、要するに好きなキャラクターができたら全力で愛してやれってことさ!

そういう私のお気に入りは、並み居るギャルどもを押しのけて、まさかのいーちゃんラブ。
途中までは正直死んじゃえなんて思ってましたが、結構つらい人生を送りながら、へこたれない強さに心打たれたのです。
外伝として戯言シリーズは続いていますが、いーちゃんが主人公じゃない限り眼中にナッシング。カムバーク!いーちゃん