このブログから一冊

風車祭 上 (角川文庫) 風車祭 下 (角川文庫)

このブログは人様に本を薦めるつもりがあんまりありません。だって薦められるために作ったんですもの。
でも本ブログを見に来たんだから当然本を探しに来たんでしょうね…、わかります。
私も余所の本ブログを見るときは「マスター、この店(ブログ)のおススメは?」という感じですもん。
その指針として五段階評価なりマイベスト特集なりがあるのですが、おススメ本が複数ある場合も珍しくありませんよね。そこでこの中でさらにおススメなのは?と迷うこともしばしば。正直、「能書きはいい、一冊に絞れ」と中尾彬ばりに思ったりするわけです。

はい、一冊に絞りました。(絞って気づく、選ぶことの辛さ)
このブログがおススメするのは池上永一さんの風車祭(カジマヤー)です。
ほ、他の池上氏の作品も捨てがたいんですが池上永一と言ったら沖縄のオバァ、沖縄のオバァと言ったら池上永一なのは異論が無いはず…!
そしてその中でも最強のオバァが登場するこれこそ池上永一氏の魅力を感じるには申し分ない…!との判断です。

強烈に明るい沖縄の日差しの下、笑って泣いて、ついでにカオスな物語は
(*´∀`)最高
このブログに本を探しに来た人はこの一冊を読んでくださいね。

もっとたくさん紹介してほしい方は、日々垂れ流す更新からフィーリングで汲み取ってくださいませ。